しきご


あれからのことを書きます。


4/3(金)快晴。
新幹線、名鉄を乗り継いで12時に岐阜入り。
13時より岐阜護国神社にて式リハーサル。
折しも境内は桜で満開、参拝客が多く
リハーサル中にトイレの場所を聞かれること数回。

近所の公園は花見客でいっぱい。

長良川が近いのでこんな顔ハメも。


夕方、岐阜都ホテルにて家族と合流。
旦那は実家へ、私はそのままホテルで宿泊、
お互い家族水入らずの一夜を過ごす。

宿泊部屋では、三つ並んだベッドの両側が父母、真ん中が私と、
恥ずかしながら「川の字」になって寝ることに。
なんかホロリときてしまいそうだったので、
敢えて深い話はせずに床につく。23時。
しかし緊張のせいか体温が上がって全く寝られず、
そのうち父が熟睡して壮絶なイビキ。
状況に慣れて寝入ったのは4時頃だったかしら…。
いろんな意味で思い出深き一夜であった。



4/4(土)小雨。
午前10時、神社の社務所にて着付け開始。
スタイリストさんの滑らかな手さばきで、
体にたくさんの布が巻かれ、顔にぺろぺろと化粧がのり、
でけえカツラがパイルダーオン。
程なくして、あっという間に「シロムク花嫁」一丁あがり。
しかし、あちこち締め付けられてギチギチと歩く姿は
「花嫁ロボ」と形容すべきものであったという…。
特にカツラが変にコメカミの血管を圧迫するので、
貧血になりそなぐらいしんどかった!

でも、みんな喜んで写真撮ってくれたよ


そんでもって13時半から式。
境内での式は荘厳で、全身が引き締まる思い。
旦那ともども不安と緊張で顔がこわばるも、
巫女さんと神主さんの手引きが完璧で、リハーサルでの
不安もどこへやら、ほぼ問題なく進行できました。
失敗といえば、指輪交換でお互いの指輪を取り違えたぐらいか。
(これはよくあることらしい)
三三九度のお酒も気持ちよく飲めたなー。


で、13時45分に式終了。
これまたあっちゅう間に花嫁コスチュウムを脱がされ、
ふつうの着物にお着替えしてから披露宴会場の某料亭へ。

待合室にてドッギャァァァン

「経営難の料亭の女将」というコンセプトで


14時半ぐらいに披露宴開始。
披露宴といっても特に目立った演出をするでもなく、
みんなでワイワイと話しながら、おいしいお食事を頂くだけ。
強制イベントは両家の挨拶ぐらいで、終始のんびりしてました。


17時、全ての行程が終了。
終わってみると非常〜にあっけなかったなー!
あれだけ気をもんだ結婚式のことを、今後考えることも
無いのかと思うと、寂しかったりほっとしたり。
途中面倒になったりもしたけれど、人生の節目として
やっぱりちゃんとやっといた方がいいモンですね。
何より、親族の皆さんがとても喜んでくれたのが嬉しかった!


ちなみに式当日、雨が降ったことに関して
「いやあでも、雨降って地固まるって言いますしね!」
って4回ぐらい言われた。